【西伊豆の魅力!】西伊豆町と松崎町 海と山、ふたつの自然を感じる旅

こんにちは、西伊豆オートキャンプ場の管理人です。

今回のブログでは、私たちのキャンプ場がある西伊豆町と、すぐお隣の松崎町にスポットを当ててご紹介します。
伊豆といえば、「海水浴と温泉の東伊豆」や、「観光地として有名な熱海・伊東」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。でも実は、伊豆半島のもう一つの魅力が詰まった場所が西伊豆なんです。「海」はもちろんのこと、実は山の自然もとても豊かで、訪れる人の心を癒してくれます。

特に西伊豆町は、「海」と「山」がぎゅっと近くにある、ちょっと珍しい場所。
海辺の景色と、山の静けさの両方を体験できる贅沢なエリアなんです。

西伊豆町 ─ 駿河湾と山に抱かれた町

西伊豆町は、伊豆半島の西側、駿河湾に面した細長い町。
その特徴は、「海に向かって落ちていく山々の地形」です。
山と海の距離がとても近く、ちょっと車を走らせると、すぐに深い森や山あいの風景に出会えます。

キャンプ場があるのも、まさにそんな山の中
海沿いの観光地とは違い、静かで落ち着いた時間が流れる場所です。鳥の声、風に揺れる木々、そして夜には満点の星空──。
人工の光が少ない山間部ならではの、本物の暗闇と星明かりが楽しめるのも、ここならではの魅力です。

山の恵みを感じる体験

西伊豆の山の中には、小さな沢や滝、森林遊歩道などが点在しています。
春から初夏にかけては新緑がまぶしく、秋にはカエデやイチョウが色づいて、まるで自然の絵画の中を歩いているかのよう。
「ただのんびり散策するだけ」でも、山の空気を吸いながら歩く時間が、心と体をリセットしてくれます。

また、山の幸も豊富で、地元ではワサビ、山菜やきのこ、ジビエなどが昔から親しまれています。
運が良ければ、地元の直売所で季節の山の恵みに出会えることもありますよ。

人の営みが息づく山里の風景

西伊豆町には、静かな山あいに広がる小さな集落がいくつもあります。
棚田や段々畑、昔ながらの家々、神社や石仏──。
どれも派手さはありませんが、そこには「人と自然が共に生きてきた時間」が流れています。

たとえば、地元の方が手作業で整備している古道や、季節の花を植えて楽しむ里道など、訪れる人を歓迎する小さな心遣いがそこかしこに感じられます。
こうした山の中の温もりは、観光地化された場所ではなかなか出会えません。

松崎町 ─ 山から海へと続く、ゆるやかな時間

そんな西伊豆町の山から、車で10分ほど下っていくと、今度は松崎町の町並みが見えてきます。
海沿いに広がるこの町は、歴史と自然が溶け合う美しい場所。

なまこ壁」の家並みや、那賀川沿いの花畑、古民家カフェなど、どこか懐かしい雰囲気がただよいます。
ゆっくり歩いて、町の人と話して、お土産を探して──。
そんな穏やかな時間が、山の静けさとはまた違う癒しをくれます。

海・山・温泉…すべてがそろう贅沢なロケーション

西伊豆町と松崎町は、山と海、そして温泉という自然の恵みをすべて味わえるエリアです。
特に西伊豆町には、山から湧き出る温泉や、海を眺めながら入れる露天風呂などが点在しています。
キャンプで汗をかいたあとに、温泉でリフレッシュできるのは何よりの贅沢です。

キャンプ場という特別な入口

山の中にある西伊豆オートキャンプ場は、そんな自然の真ん中にある場所です。
耳をすませば、風の音、鳥のさえずり、小さな沢のせせらぎ。
夜には星が降ってくるような感覚に包まれます。

ここを拠点にすれば、山も、海も、温泉も、歴史ある町も、すべてがすぐ近く。
1日でいくつもの表情に出会えるのが、この地域のすばらしさです。

おわりに ─ 手つかずの自然の中で、自分をととのえる旅

西伊豆町と松崎町は、「観光する」のではなく「暮らしにふれる」旅ができる場所です。
とくに西伊豆の山の中には、都会では感じられない静けさと奥行きのある時間があります。

スマホを置いて、焚き火を囲み、深呼吸する。
そんなシンプルだけど贅沢な体験が、ここでは当たり前のようにできます。

休日は、自然の中でリラックスできる旅へ出かけてみませんか?
西伊豆オートキャンプ場でお待ちしています。


アクセス目安(車での所要時間)

西伊豆オートキャンプ場は山の中に位置する静かなロケーションですが、都市部からも十分に週末圏内です。

  • 横浜・川崎から:約2時間30分〜3時間
  • 静岡市中心部から:約2時間
  • 沼津市中心部から:約1時間30分

※交通状況や季節により変動します。週末や連休中は余裕を持ったご計画をおすすめします。